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マールと光

2020. 2

 

この作品は三宅島に行った時の体験を通して制作している。

三宅島の山の中から飛び出して目立つ白くなった木々を見つけた。それは上部だけ枯れ根元や地中の部分は枯れておらず、徐々に再生していっている様子がわかった。その木々の様から、透明なガラスで作られた枝は光に向かい、影に向かって光を通すようなものを作った。

火山の噴火によって形成された穴に植物が生え、そこに水が溜まる様子から、地球の表面と奥を考えたものを作った。

この旅行中、フィルムカメラで記録をした。上の写真はマールという火口を踏みつけ、そこに立ち入る瞬間の時のものである。

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